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クルマが千切れてしまった

  • 執筆者の写真: kns 80
    kns 80
  • 2023年2月15日
  • 読了時間: 3分
鉄板がまるで紙のように…

ある日、下道でとことこ福井県内を走っていると

後ろの方から音楽に混じってミシィ…ミシィ…

という嫌な音がし始めました


後ろの荷物がぶつかって音がしているのかな?

とあまり気にせず走っていると

ミシィ…という音はだんだんと大きくなっていき

「バギィ!!」と大きな音が


さすがにまずいと車を止めてリアハッチを開けても

特に何も見当たりません

そこでくまなく何もかも外して見ていくと…


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△向こう側のバネが見える…


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△ショックを引っ張り上げると切れた鉄板が…


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△反対側は鉄板に切れ目がない


ショックの付け根の鉄板が錆びて耐えられなくなり

まるで落とし穴のように穴が空いて

ショックを連れてボディから落ちてしまいました


ショックとボディが分離したということは

ボディを支える柱がなくなったということ

うーん…これは大変まずいのでは…??


とりあえず焦ってお世話になっている専門店に

InstagramのDMで連絡してみると

「はじめて見ました…」と返信がありました

これは果たしてちゃんと治るのか??

不安と焦りが急にものすごく大きくなっていく…


とはいえここは奈良の家から250km離れた福井県

焦っても喚いても壊れた車はなおらないので

予定通り宿にチェックインして身体を休めます


朝起きたら急に元通りになっているといいな…


街の板金屋さんへ

朝起きてももちろん車は壊れたままだったので

とりあえず行けるところまで!ということで

自走でゆっくりと奈良へ向かいました


幸いショックが外れたのは後輪だったので

段差のたびに痛々しい音はするものの

なんとか走ることはでき奈良へ帰宅


お世話になっている愛知の専門店まで

自走で持っていくことはさすがに厳しいので

かつてタイヤ交換をお願いした街の板金屋さんに

緊急で入庫することになりました


この部分の鉄板の部品はもう出ないということで

千切れた部分を溶接して繋げてもらうことに


車の外側(下側)には違うゴムの部品があり

溶接するとその部品が壊れてしまうということで

内側(上側)からのみ溶接してもらいました


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△溶接してもらいとりあえず穴は塞がった


念入りに山ができるほど溶接してもらい

これで一安心!と思っていたら

3ヶ月後に再び「バギィ!!」と嫌な音が…


溶接がなかったことになって再び同じところが

千切れてショックが落ちてしまいました


街の板金屋さん(大きめ)へ

2回目にショックが落ちたのは

奈良の家から100km離れた和歌山の十津川


再び痛々しい音をさせながら奈良の街まで戻り

前回とは別の街の板金屋さん(大きめ)へ入庫


症状と一度溶接してもらったことも伝え

今度は鉄板を切ってあて布のように重ねて

補強しつつ溶接してもらうことになりました


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△サビ止めも塗ってもらった


この日記を書き込んでいるのが

街の板金屋さん(大きめ)から帰ってきた当日

今度はもうショックが落ちないといいけどなぁ…


今回の修理費としてかかったのは

・溶接1回目:1.5万円

・溶接2回目:2.5万円


小さな工場は窓口と修理の手が同じなので

意思疎通しやすいし意図は伝わりやすいけど

手が少なくて忙しいので時間はかかるし

ビジネス的にできない(しない)ことも多い


一方で大きな工場はマージンを取られるのと

窓口と整備士さんが別なので細かい意図などを

直接伝えることができない点は不安だけど

整備士さんがたくさんいるので納期は早いし

日銭に困るようなビジネスはしていないので

取れる選択肢は多いということがわかりました


車屋さん選びって難しいなぁ〜!!

 
 
 

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